アイアンマンジャパン五島長崎２００３

アイアンマンジャパン五島長崎お疲れさまでした　　　　　　　　　　　　　

２００３．５．１８（日）長崎県福江島にてアイアンマンジャパン五島長崎大会が開催されたくさんの会員さんが参加されました。

以下は『エムスポ』さんの解説から引用
天候は曇り、気温１７.７度、湿度８４％、水温１９.５度、元プロテニスプレイヤー松岡修造さんの号砲によりスイムがスタート。
往復２周回のコースを１周目は女子のディードルが一番で水面から顔を見せた。数秒差でロタが続き更に日本人が後を追う。
ディードルは２周目でさらに差をひろげ５１分３１秒でゴール。昨年のウエンディーに続き２年連続女子選手がスイムラップを奪う。
ロタは５１分５４秒でスイムフィニッシュ。その後、今枝、河原、ブラッドリー、池形、大村、城本と続く。
バイクではスタート直後からロタが圧倒的強さを見せる。完全に独走状態となった。第二集団の池形、今枝、田村、河原、柴田、
大橋、松丸、大村が後を追うが差は縮まらず引き離される一方。
その後今ひとつコンディションの良くない今枝が脱落。サドルのやぐらが折れてしまうトラブルにより池形も離脱。
中盤、松丸が集団を飛びぬけロタを追うがこれもまたバイクトラブルで後続に合流。結局ロタは２位集団に１５分差近くをつけランに。
女子ではディードルがトップを守りハロレン、ニコル、ドナ、山倉と続く。期待の奥田はラン途中で体調不良の為、棄権。
バイク後半、正午時点での気象状況は気温２２度、湿度６７度、時折小雨がぱらつくが非常に走りやすいコンディション。
ランに入ると日本人上位争いが熾烈になる。前半、河原が飛び出しロタを必死に追うが１５キロ付近で失速。
昨年同様、好調に走る田村にかわされた。田村はこのコースに相性が良いのか、例年素晴らしい走りを見せてくれる。
田村はロタとの差をじりじりと詰めて最終的には１分１５秒までつめたが格の差を見せたロタがラップ３時間２分１２秒の余裕の
走りで優勝。
総合２位は昨年、一昨年とアイアンマンジャパン２連覇していた田村。バイクも２位集団を積極的に引っ張りロタを追った。
ランは２時間４８分２４秒の快走であった。その後河原、柴田、松丸、ダレーン、ブラッドリーと続いた。
エイジカテゴリーでは大橋が総合９位でトップフィニッシュ。その後スイム前半のバトルで肋骨を折られランではコースミスをした
松下が１０位・１１位秋葉・１２位静間と続いた。
　
女子ではランを得意とするニコル・レダーが１０分差のディードルを追うがその差は４分までしか縮まらなかった。
女子優勝のディードルはハワイ在住でアイアンマンディスタンス２回目にして嬉しい初優勝であった。
日本人女子トップは山倉紀子。安定した強さを見せ総合５位に食い込んだ。

当日はこんな感じでした、画像をクリックすると大きくなります。　もっと大きいデータが欲しい方は広報委員長まで。　

スイム３．８ｋｍのスタートです	信谷さん	青木さん、友美さん
ロター・レダーさんと	佐野さん、真柄さん	松岡修造さんと

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ＩＲＯＮＭＡＮＪＡＰＡＮ参戦記
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　京都支部　信谷康二郎

2003.5.18「鉄人」という言葉に憧れトライアスロンを始めて２年足らず、この競技をやる以上誰もが
いつか「鉄人」になることを目標にしているはず・・・ついに自分も「鉄人」になる日がやって来た。

（初ロング、初遠征）
　初遠征でしかも初のロングのレースとあって事前準備が大変だった。バイクの輸送から宿の手配から
ロング独特の補給食の段取りまであらゆる些細な準備が初体験で全てにおいて戸惑いだらけだった。
それが旅に出るまで日常のストレスにもなった。
でも何とか五島までたどり着いた。そしてレースの当日を迎える。

（水は冷たい？）
　「水は冷たくないで～」とか「冷たいからフルウェットがいるよ」とか事前に色々な意見をもらい
すぎた。家計は一馬力、結局経費節約からウェットは新調せずロングジョンでチャレンジすることに…。
　レース前日試泳した人に「水温はそれほど低くなくロングジョンでも大丈夫」といわれ少しホット
したもののスタートはフローティング、浮きっぱなしの待ち時間（15分くらい）は寒かった…。
寒さと緊張感で心臓バクバク、午前７時レースは始まった。

（バトルには巻き込まれたくない！）
　スイムは３つの中でもっとも競技歴が長く、自分の中で可もなく不可もない安定した種目でもある。
でもバトルは避けたい。なぜならコンタクトを使用しているため万が一ゴーグルが外れたときはえらい
ことになる。そう思うとバトルを避けようという気持ちばかりが先行しどうしてもコースの外側、外側
を周ってしまっていた。
予想以上にタイムを費やしかえって疲れた気がした。まだまだレース技術の不足を感じる。結構泳ぎ
込んでいたんやけど…

（相変わらずトイレが近い）
　昔からの癖だがトイレが近い！！スイムの途中からすでに尿意をもよおした。あがるとすぐにトイレ
に駆け込んだ。バイクの途中でもやっぱりもよおした。結局バイク上ではできずに降りてその辺で…。
ああ～時間がもったいない！

（問題のバイク180ｋｍ）
　はっきりいってスイムとランは早い時点でＭＡＸの調子まで仕上がっていた。それだけに一番経験
不足で苦手意識のあるバイクは最も大きな不安材料であった。
　本格的にバイク練習に取り組み出したのは３月中旬くらいからだろうか…土日はできる限りロング
ライドに出かけたつもり。でもどうがんばっても150ｋｍが限界！！ほとんど１人で練習しているため
気持ちにも限界がある。結局１回の練習での最高距離は目標の200ｋｍに到達することは無かった。
　だからこそ今回のバイク180ｋｍは楽しむことに徹した。何人くらいに追い抜かれただろうか…でも
気にしないようにした。補給食のパワーバーをかじりながら「次は何味にしょうかなぁ」などとしょう
もないことばかりを考えていた。
　コースは登り下りの連続、練習でたまに行く花背峠みたいなイカツイ登り坂は無かったけどなかなか
ヘヴィーだった。でもヘロヘロにはならず最初から最後まで楽しんで走れたという印象が強い。おまけ
にコースの途中の登り坂で松岡修造に出会い思わず「松岡修造や！！」と呼び捨てにしていまい「疲れ
てないなぁ～」と呆れられてしまう始末。

（さあ，得意のフルマラソン！）
　レース前からいかに好きで得意なランを普通に走ることができるか。それがこのレースを納得のいく
ものにするための最大のポイントだと思っていた。
　だからこそバイクは少し抑え目にと気を遣ったのである。本当にバイクからランへの切り替えは
うまくいったと思う。ランの最初応援の人に「75番！！」と言われ「何人抜けるかなぁ～」など考え
ながらとにかくマイペースを保った。
　実は最初自分の中ではサブスリーを目指して走っていた。でもやっぱりそれは無謀でアホな考え
だった。コースはアップダウンばかりのタフなコース。結局40人ぐらいは抜かしたのかなぁ～。
やっぱりランは楽しい。気持ちよかった～。

（感動のゴール）
　レース途中何回も嫁さんに出会った。この大会で一番がんばったのはうちの嫁さんかも知れないと
思うほど…。ランの途中でレンタサイクルのママチャリでコースを逆走してきたのにはさすがに驚か
された。思わず「何やってんねん！！」と走りながら突っ込みを入れてしまった。
　実は大会の1週間前くらいから突然五島まで行くと言い出し無理やろうと思っていたが、宿や交通
手段を執念で見つけ本当に大会まで来たのにはビックリさせられた。
　来ると決まってから一緒にゴールすることを申し合わせ「ゴールはゆっくり味わいながら」と思って
いたのでランの途中で「あんまり前後詰まっていたらどないしよう」と余計な心配ばかりしていた。
案の定ゴール前、後ろからは一人に抜かれ、前からは潰れている人をとらえと結構前後が詰まり
はじめた。結局混戦模様のままゴール寸前を迎えてしまった。前をみたら嫁さんが待っていたけど後ろ
からはみんなが必死にゴールを目指して走ってくる…。
　思わず「走れ～！！」と叫んでしまった。そして嫁さんのダッシュ、自分も負けじと最後の力をふり
しぼってダッシュした。「奥さん速いよ～」という場内アナウンスには笑ってしまったが無事2人で
感動のゴールラインを切った。

（レースを終えて，思うこと）
　やっぱり「楽しかった～」と「しんどかった～」の気持ちの共存。自分が今健康であることへの
「感謝」、応援してくれた人への「感謝」、自分自身への「納得」の思いでいっぱいです。
夢のハワイをゲットしてしまった以上また「苦しみ」と「楽しみ」が待っている。

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アイアンマンジャパンに出場してきました
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　京都支部　佐野美輝

くらわんかの皆さんこんにちは。シーズンも明け皆さんはどちらのレースに出られるのでしょうか。
私は5／18に長崎県、福江島で開催されたアイアンマンジャパンに出場してきました。
我がチームからも桟敷さん、名取兄さん、小宮山さん、青木さん、井ノ阪さん、日笠さん、信谷くん、
江端さん、濱さん、徳山さん、真柄勲さん、史子さん、盛一友美ちゃん、応援団の信谷訓女ちゃん、と
大勢で賑やかに参加してきました。
見事完走の桟敷さん、小宮山さん、濱さん、日笠さん、今年はリベンジしたいとおっしゃっていた
江端さんはいい走りができてとってもいい表情をされていたのが印象的でした。
また女子優勝者をランで引っ張った名取さん、10時間昼寝？のロスタイムのあった青木さん、新婚
パワー炸裂の真柄勲さん、史ちゃん、ハワイゲットの井ノ阪さん、信谷くん、力強い走りの友美ちゃん。
皆さんすばらしい結果でした。
選手もびっくり、レンタサイクルで逆走＆颯爽と応援してくれた訓女ちゃん。長い一日応援ありがとうね。
今年はSARSの影響で大会開催が危ぶまれましたが地元の方々の理解を得て開催されることとなり
ました。福江空港では体温チェックがあり、一瞬心拍数が上がりました。
またカーボパーティがなくなり選手有志の表彰パーティのみとなりました。
平和な世の中があるからこそトライアスロン大会が運営出来る事を改めて感じました。
さて去年はバイク中に恐ろしい睡魔に襲われ崖から落ちそうになりエイドで昼寝をさせてもらい
ましたが、今年はティケイの八尾監督にご指導をいただき、眠くならない補給食をとりました。
お陰で無くなる事なくほんとうに良かったと思っています。（私にとってこれだけでも凄い収穫～！）
レース中は「ねえちゃん、がんばれ－」と、途切れない福江島の温かい応援に何度も支えられました。
バイクでは3キロ以上続く峠を3周回登るコースがあるのですがその峠では地元の10人位の大応援団
が特大の祭のうちわで元気が出る応援をして下さり最高に嬉しく、ラスト3回目は感激も疲れも？
ピークで嬉し涙が出てきました。
福江はバイク、ラン共かなりのハードコースですが、それを忘れてしまうほどに温かく最高の応援
です。
ゴール後は結構元気で特別ゲストのテニスプレーヤー松岡修造さんとお喋りできツーショット写真
も撮ってもらえ、おまけにメダルにサインまでいただきました。
言い訳ではないですが実は風邪薬を飲んで出ました。風邪薬と応援のおかげでゴールにたどり着く
ことができました。
風邪でもロング走れるのか！と実感したと同時に自分の体調管理にマジで反省しています。
100％の体調で臨んでもなかなか100％の力を出すのって難しいですもんね、、、。
今回は童話の『うさぎとかめ』のうさぎにならず、「休もうよ－」のうさぎのささやきに打ち勝って、
当日の精一杯のカで走れたので満足しています。
くらわんかの皆さんの頑張りも素晴らしかったです！！

ｅ－グループでこまめに中継して下さった、堀内さん、ありがとうございました。
福江、最高～！！のアイアンマンジャパンでした。

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アイアンマンジャパン公式記録　（ http://www.ironmanjapan.com/jp/index.html　より）